コラム

コロナ休校10日目

3月12日

 各家庭が交代で幼稚園みたいになる日が続く。
 幼稚園と言っても、だいぶ大きな子達だから、居場所なくした運動不足の大型犬が六、七ひき、ウロウロじゃれ合ってる感じとなる。
 重量感すさまじい。

 私が仕事を午前中で切り上げ、昼に一旦帰宅すると、玄関入ったところで既に天井からずっしりGが伝わってくる。

 二階に上がってリビングのドアを開けると、7人の男子女子が入り交じってウダウダした空気が充満している。
 「こんにちはー!!」
 人口密度の高さに圧倒されるが、みな礼儀正しく挨拶してくれる良い子たち。
 皆でコンビニ買い込んでのランチタイムか。
 「あー、お昼か、じゃー私もお昼にしよーっと」と、旦那のお弁当の余りを皿に乗せてキッチンから持ってくると、自分の席は無い!
 そらそーだ、4人がけテーブルしか無いところに、7人の、体だけ大人の子どもたちがフルーツバスケット状態なのだから。

 「あー、じゃボクが移動します」と、出来た子が一人が立ち上がると、隣に座っていたうちのバカムスコが、その子を止めて、
 「いいよ! かーちゃんが下の部屋へ行けよ」

  ムカ!!
 「はー? なんでそうなんのよ! ひどくない?」
 「だって若者たちで食べてんだからさぁ」
 「るさい!」

 ・・・なんて子供でしょう。親の顔が見てみたい。。しかもコヤツが食べているのは・・・ 
 「あー!!また保存用カップラーメン開けてー!」
 そして改めてテーブルの上を見渡して、また1つ重要な気付き・・・。
 「あー!!また朝ご飯そのまんまやん!」
 「かーちゃん、うるさい!」
  
 冷たくなった卵焼き・・・朝ご飯も食べず、カップ麺から始まる一日の食生活・・・。
 通常なら、朝食も取り、お昼には栄養バランスの取れた給食にありつけていたことを思うと、朝と昼の2食抜けたところをジャンクフードで埋めるという今のこの体たらく。
 
 「カップ麺は続けて食べちゃだめって言ってるでしょー」
 「昨日は食べてないよ」
 「一昨日食べたでしょ!」
 「一日空いたから問題ないでしょ」
 「く・・・」
 不毛な会話もぐっと増えた。

 結局、おばさんパワーで子どもたちの中へ割り込み、食べさせてもらう。
 女の子が、誰それが都立高は不合格だったらしい、何て声をかけたらいいかわからない、なんて大人な話をしている。

 卒業式までの大切な時間、学校でいつも通り、友達と過ごしたかったろうな。

コロナ休校開始前日

コロナ休校開始前日3月2日。
昼に帰ってきた中3息子に、
「どうだった?」と聞くと
「疲れた」といつもの一言。


「いやいや、突然の最後の日でしょ。担任の先生から、何か心のこもったメッセージとかあったでしょ?最後になんて言ってた?」
すると息子、目を斜め上にやってちょっと考えて、
「『早く帰れ』」
「は?」
「2年生、1年生はまだ授業やってるから、早く帰れ〜って」
「あ~・・そう・・・」
 先生達のドタバタがうかがい知れた。
 

 本来だったら、6時間目まで授業はあり、いろいろやって帰ってくると、家につくのは16時という月曜日。
 こちらもそれをアテにして仕事進めてる。でもそれも突然出来なくなった・・・。
 そんなことを考えながらボーっと途方に暮れるそばから、
「かーちゃん、腹減った」
 で、現実に引き戻される。。
「あ、給食もなくて帰ってきたわけか!? どうしよう、朝の残りがなんかあるかな」
「ちゃんとしたものが食べたい」
「るさい!」

 

 はい、うがい手洗い!
 いつもは「学校でやって来た」で済ますオタンコナスも、コロナの最近は、言えばさすがにやるようになった(なんて低レベル・・・)。

 

 冷蔵庫開けると朝の残り物はあったが、それは敬遠する子供に、食パンにバター塗ってチーズ置いてピーマン重ねたものをグリルで焼いて出す。
「ピーマンいらんて言うたやん!」
「るさい!」

 

 スマホを脇に置いて動画を見ながら食べているのをたしなめながら、こちらもいつもよりずっと早い時間の残り物消化タイム。

 Youtubeでは、突然の給食ナシで牛乳関連の業者さんが悲鳴を上げる話が流れていた。
 国会中継では、安倍さんが、今回の突然の小中学校休止を「専門家には相談していなかった」と発言し糾弾されていた。
 これだけ大きなことを、独断で決めたわけなんですか。
 蓮舫議員が、保育所は休みにならないことを問いただすとその答は、「教室換気をすれば大丈夫だから」
 「じゃあ、小中学校もそれで良かったのでは?」
とやっていた。
 教室換気に加え、学校での消毒剤の徹底要請もやってみてほしかった。

 

 で、昼を食べ終わると、今度はスマホを両手で抱え込み、リビングの奥のゴロゴロスペースへ転がっていく息子。
 
 これを放っておくと夜まで続いてしまう。
 どーしよー。
 「スマホは1時間にしてね」(これも長いけど)
 こっちが洗い物・片付に雑用やって簡単に1時間経つ中、ヤツのスマホ時間も簡単に1時間経つ。
 
 「時間見ながら動こうね」と声をかけ、もすこし様子見てやるか・・・と、半分自分へのいいワケで1階の仕事場にまたちょっと戻る。で気付くと小1時間。私もダメ親。


 再びリビングへ戻ってくると、「しまった! ね、寝てる!」
 スマホを抱えたまま、リビングでスースー寝息を立てる息子。

 「ねー、午後の3時迄は学校にいるつもりでいなきゃいけないんじゃなかったー?あー??」
 スースー・・・。揺すっても微動だにしない。
 も、いーや。
 ほっとこ。
 またちょっと1階に戻り非常に効率悪く作業進めて、また2階に戻ると、今度は気配に反応して目をウッスラ開けた。

 「いやー、じゃ、これからやりますかー」と寝ぼけ眼で言う。

 

 「勉強かな?」

 「いや、部屋の掃除。明日からここに友達が来るから」

  ( ̄。 ̄;)

 そこから数時間、夜中まで掃除は続いた。

 

 普段は、このアホな時間を、まとめてひっくるめて先生がやってくれているわけなんですね・・・。

 感謝感激💦 

 これが「イイコ」ではない多数派の子とそのダメ親の、コロナ休業開始前日でした。
 

コロナで一斉休校

 2月28日の金曜日に子供が帰ってきて、 「今日の給食が最後だった」と。  

 あー、前日の阿倍さんの「要請」は本当になってしまったのね。。    

 とりあえず都内小・中は3月2日(月)は都立高合格発表もあり登校だけど、3日からは4月始業式まで登校禁止。  

 卒業式だけは今のところやるそうだけど出席は生徒のみ。最後の思い出行事も謝恩会も修了式もぜんぶナシ。友達と楽しみにしてたディズニーランドも閉園で無くなり、払い戻しは親の雑用に追加。

 

 図書館も使えず、部活動も無く、一ヶ月間とにかく家にいなさいと。  

 

 それ、子供だけで、実現出来ますか ?  

 確かにお子さんによっては出来るでしょう。親に言われたことはきっちり守れる「イイコ」は、いつの時代も一定数います。  

 

 でも残念ながら、大多数の子供は「イイコ」ではありません。と言いますか、むしろそれが自然です。

  

 外に出るなと言い聞かす、それで済めば、世話はありません。

 感情論でも べき論でもなく、子供の行動を制限するという目的を遂げたいのであれば、そこにはどうしても「大人の目」が必要です。

        

 働き方改革を進めてきた中、そういう「大人の目」は、今、どれだけあるのでしょう。

 阿倍さんは、だから相当の覚悟を持って、小中学校の停止を要請したのだと思いました。 ならば何にしても、協力しましょう!と思いました。

<産業カウンセラー・キャリアコンサルタント>

朝日小学生新聞より

毎年2月に入る朝日小学生新聞の企画特集です。遅れましたがちょっとご紹介です。

統計学は数学じゃありません(?)

■統計の勉強って敷居高く感じてしまいますが、日常生活は統計で成り立ってるんだなと思う場面が多いことに、ようやく気づいてきました。
■数学なんて社会に出たら役に立たない、とよく耳にしますが、全然ウソじゃん! 統計って、ひょっとして数学の極み・・?
■キラキラしてそんな話をホリニシ先生にしますと、「統計は数学じゃありません」とバッサリ💧。「社会学」の方が適当でしょう、と。
統計学では、得られた結果は主観によって扱いが違ってくる。数学ではそれはあり得ない。だから、統計学は数学の領域にあらずと。
■なるほど、得られた結果がそのまま評価される世界、それが「数学」ということですか。
■(どーでもえーわ、と言いたいのをこらえて・・)他の学問のお道具じゃなく、そのまま、あるがままでいてイイ存在、それが数学。そう考えると、ちょっとカワイく思えて来た・・かも・・。そんなことない??💦

はじき?みはじ?・・・はいいとして

■速さの問題を見るや何はともあれ、すぐノートのスミっこに「はじき・みはじ・・・etc」を書く人へ。(自分がそうなんだけど・・・)
■その場面でホリニシ先生が描いたのは、なぜかテントウ虫。あまり使わないからこうなっちゃうのだそう。
■確かに、機械的に公式に頼るのと、単位あたりの数値に想いを馳せるのとでは、その後の算数・数学人生(?)に違いが出てきそうだと思いました。